プラセンタの歴史
近年よく耳にするようになったプラセンタですが、そもそもプラセンタは胎盤のことを指します。
実はその歴史は古く長く、紀元前の古代にまで遡ります。
秦の始皇帝やフランス国王ルイ16世の王妃・マリーアントワネット、
三大美女の楊貴妃やエジプトの女王・クレオパトラも美と健康のために愛用していたと言われています。
また、医学の父や医聖と呼ばれるヒポクラテスが着目したことでも有名です。
西洋だけでなく、東洋でも漢方薬の一つとして伝えられています。
プラセンタは漢方では、約4000年前から「紫河車」と呼ばれ使用されてきました。
産後の回復や滋養強壮に重宝されたようです。
(「プラセンタの効果とは?」にて詳細に解説しています。)
日本でも、加賀の三大秘薬の一つと言われていた「混元丹」に含まれ、遠い昔から使われていました。
遥か昔からたくさんの人々と国で重宝され、伝承され続けてきたプラセンタにはどのような効能があるのでしょうか?
美肌効果や若返りは代表的ですが、
その他にも肝硬変の予防、糖尿病、アトピー性皮膚炎、高血圧、胃潰瘍などにも効果が見られました。
また、自律神経を整える作用もあり、うつ病や不眠症、精神疾患にも効果がありました。
中でも、肝臓病や更年期障害、乳汁分泌不全の改善は、医薬品として国から認められています。
研究が進んだ現代では、次々にその驚くべく素晴らしい効能が発見されており、
医薬品や健康食品、化粧品など、多岐にわたり重宝されています。
もはや「万能薬」と言っても過言ではないでしょう。
近年ではより安全性の高い国産SPF豚のプラセンタの使用が主流のようです。
病原菌を持たないSPF豚を使用することにより、
プラセンタの成分を破壊してしまう高温殺菌の必要性がなくなり、
従来のよりも3倍近く高いパワーを持つ優れたプラセンタを得ることができるようになりました。
プラセンタは女性のものと思われがちですが、男性にも良いとされています。
老若男女問わず、万人に素晴らしい効果を発揮してくれることでしょう。
近年の研究や開発が進むことによって、
私たちはますます上質なプラセンタを手にすることができるようになるでしょう。